画像 いい年して独身、いい年して恋愛経験が少ない、いい年して貯金がない。などなど、“いい年”は年齢の割に未熟なことを指すときの枕詞として使われます。
でも、この『いい年』って一体何歳からなのでしょうか?教えて!gooにも、この“いい年”についての質問がたくさん寄せられています。その中のひとつが、この質問。
「私は33歳、彼は38歳です。この年で手を繋いだり腕を組んだりして歩くのは、見た目にいい感じがしないものでしょうか?」
質問者は手をつなぎたいけど、38歳の彼が恥ずかしいのでは?とためらっています。さて、この手をつなぐという行為、アラサー・アラフォーは“いい年”だからやってはいけないことなのでしょうか。この質問に対してたくさんの回答が寄せられています。
「同い年の夫婦(私38歳、妻33歳)ですが…いつも手を繋いで歩いてますョ。寝る時(妻が寝付くまで)も繋いでたり…(@^_^)ゞ ポリポリ」(q-typeさん)「全然恥ずかしくないですよ〜。近所に70は超えている老夫婦がいるのですが、夕方になると手を繋いで散歩しているのを見かけます」(r0709さん)
そうですか。何だか読んでるこっちが照れくさい気分になりますが、仲良きことは素晴らしき哉。ごちそうさまです。手をつなぐことに年齢なんて関係ないってことですね。そして、この“いい年”という意識に対して、こんな意見がありました。
「日本人は年齢を気にし過ぎです。年齢を気にして、やりたいことをやらないことほど馬鹿馬鹿しいことはないと思っています。その時っていうのは二度と来ないのだから、目一杯やりたいことをやればいいんですよ(^_^)周りの目なんて関係ありません」(nenne0626さん)
この回答がすべてを言い表しているような気がします。別に何歳になって手をつないだっていいじゃないですか。もっと言えば、“いい年”して独身でも、オタクでも、恋愛経験がなくても、ギターを始めても、誰かに迷惑をかけなければいいはずです。
そもそも“いい年”の基準なんて、それぞれの頭の中にしかないので“いい年”が何歳かなんて、考えるだけムダなのかもしれません。自分が「いい年して…」と思ってブレーキをかけない限り、何でもできるはず。
http://news.ameba.jp/oshiete/2010/07/72873.html